H1153の日記

快刀乱麻

治った慢性ぜんそく

幼少期より喘息で病むこと60年。私は今古稀を迎えております。どんな病いでも患うと辛いものだが… とりわけ喘息は世が真っ暗になり死の淵に立っている状態なのは体験者にはよく理解できるだろう… 一生付き合ってゆかねばならぬと思うと未来も曇りっぱなし 梅雨空のように明るく成れぬ日々だった… 

思いもかけぬ幸運のその時が訪れたのは還暦の少し前 正に青天の霹靂 一冊の本に出逢う。ブームでもあり沢山の種類が出版されてたが選んだのが「呼吸はだいじ」。(帯津良一著)

喘息が治るとは述べられていなかったが白隠禅師は肺結核とノイローゼが治癒したと云う

では実践方法。

心静かにし口を結び鼻だけで呼吸する 「吐き出す」事だけに意識をおき吸うことには意識しないこと。 ゆっくりゆっくりと鼻から下腹部へ向かい吐き出してゆく 下腹部へ着いたら力こぶを入れて吐ききる。所要20から30秒位になるだろうか

此れを繰り返し繰り返し実践していくだけ 初めは10回位を目標にし慣れたら20、30と自然に出来るだろう… 一日の目標は200回だが 100位でも佳し 一度にやらなくてもやれる時に何時でも何処でも数回だけでも実践するのが私のやり方でベストになっている 夜中に目が覚める私はフトンのなかで実践しているのが多い。

「最高の健康法」と銘打ってあったのだが 喘息まで完治するとは思いもしなかったのであります。